【テンバガー銘柄候補を見つけたい】第0回 銘柄選定4大条件について

テンバガー銘柄とは

株価が10倍になった銘柄、なりそうな銘柄のこと。野球用語でバガーは塁打を意味し、一試合で10塁打(テンバガー)を記録するくらいの勢いで株価が急騰し、10倍まで跳ね上がる銘柄をテンバガーと呼ぶ。

ということで、投資家が誰しもが夢見るテンバガー銘柄を探し出すという記事を定期的に書いていこうと思ってます。今回は第0回ということでどういった銘柄を探してくるか基準をご紹介したいと思います。

テンバガー候補の4大条件

テンバガー候補を探していく上で、筆者のひざくりげが考える下記の4大条件を満たす銘柄を探していきたいと思います。何故選定条件としたか、その理由について説明していきます。

①時価総額が低い(1,000億円以下)
②高い成長率(売上上昇年率25%以上)
③優秀なビジネスモデル
④優秀な経営陣がいる創業して間もない会社(5年以内)

①時価総額が低い

テンバガー銘柄候補を探すとなると、時価総額が低いことは一つの条件となります。トヨタ(時価総額約22兆円)が10倍となるためには、時価総額220兆円となり世界一時価総額のアップル(時価総額170兆円)を超える必要がありますが、成熟している自動車産業で今から10倍となるのは現実的ではないですね。ということで、成長しきった会社ではなく、これから成長しそうな時価総額が低い銘柄から探す必要があります。個人的には時価総額1,000億円以下の会社、できれば300億円以下の銘柄が良いと思います。

どれだけ対象銘柄があるかと言いますと、日本の上場企業は3868社ありますが、時価総額毎に並べると下記のようになります。つまり対象は青色(若しくは黄色)の企業の中から、黄色、灰色、橙色に羽ばたけそうな企業を見つけるイメージとなります。
【日本上場企業の時価総額ピラミッド図】

②高い成長率(売上上昇年率25%以上)

テンバガー候補の条件として、その企業が高い成長率で(若しくは今後高い成長率で)成長している(しそうな)ことが条件となります。その目安は25%です。何故25%と言うかというと、今後10年間で10倍の成長をしようと思うと、年率25%超(正確には27%)で成長しなければ達成できないので25%という数字を目安としました。今25%成長をしている企業を見つけるよりかは今後、25%以上で成長しそうな銘柄の選定が必要かと思います。

例:売上100,000(百万円)が年率27%で成長した場合の推移

③優秀なビジネスモデル

高い成長率で成長を維持するためには、優秀なビジネスモデルが必要不可欠です。優秀なビジネスモデルとは、現代のトレンドに合っていること、独占性があること、手数料ビジネス、プラットフォームビジネスであること、だと思ってます。個人的には何かと何かを繋ぐプラットフォームを提供するビジネスモデルが良いと思ってます。

プラットフォームビジネスって何?
具体的なイメージができない方もいると思いますので例をあげます。プラットフォームビジネスで分かりやすいのは、VISA等のクレジットカードビジネスです。クレジットカードのビジネスは消費者と事業者間の決済という行為に着目したビジネスです。消費者は現金を使わずにモノを買いたいという欲求があり、事業者はその時に現金を持っていない消費者にも、買い物して欲しいという欲があります。それをクレジット決済というプラットフォームを通じて、消費者には利便性を、事業者には消費者層や利便性の拡大を提供しております。そしてプラットフォームを提供したVISAは手数料という形で収益をあげます。こうしたプラットフォームビジネスは、拡大していくと飛躍的に収益が向上します。事業者はみんな消費者が利用するので取り入れるしかなく、消費者はみなが使っていて利便性が良いので利用します。その相乗効果である1社が独占していき、最終的には勝者総取りとなります。

資本主義の社会が崩壊しない限り決済という行為はなくならないですし、現金なくても買い物したい(決済したい)消費者は減りません。そういった層を取り込みたい事業者も減らないでしょう。また、競合が出てきにくいのも特徴です。一度独占すれば多額の投資をして新規参入するにはハードルが高いですよね。つまり一度定着したこのクレジット決済ビジネスって無くなるビジョンが全く見えないですよね。これって最強のビジネスモデルだと思いませんか?(笑)

他にも、要らないものを売りたい消費者と中古でも良いので安く手に入れたい所有者を繋ぐプラットフォームを提供しているメルカリ等があります。これも上手いビジネスモデルだと思いました。

このような何かと何かを繋ぐプラットフォームを提供するビジネスモデルを持つ会社に着目したいと思います。

④優秀な経営陣がいる創業して間もない会社(5年以内)

テンバガーの候補としては、優秀な経営陣がいる創業して間もない会社が良いと思います。その会社のビジネスモデルに沿った力強い事業計画があり、フットワークが軽く改革をガンガン進めていくことのできるカリスマ性のある経営陣が必要だと思います。そういった観点でも銘柄を選定していきたいと思います。

まとめ

ということで、テンバガー銘柄候補の選定4大条件は下記の通りとします。

①時価総額が低い(1,000億円以下)
②高い成長率(売上上昇年率25%以上)
③優秀なビジネスモデル
④優秀な経営陣がいる創業して間もない会社(5年以内)

恐らく②を満たす会社は少ないと思うので、少し緩和して今後売上が25%上昇しそうな銘柄にしたいと思います。具体的なテンバガー候補個別銘柄を定期的にアップデートしていきたいと思いますので乞うご期待を!

あくまで投資は自己責任で!

 


 

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コメント

  1. […] フォノイドです。第0回で候補銘柄の選定4大条件を下記の通り定めましたが、(詳しい理由はこちらのリンクから)これに沿って何故テンバガー候補かの理由を説明したいと思います。 […]

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