潜在的な日経平均4大暴落リスクとは

今後株式市場を暴落させるような下記のリスクについて考察していきたいと思います。

  1. 米国のコロナウイルスによる経済活動縮小
  2. 日本のコロナウイルスによる経済活動縮小
  3. アメリカの対中政策
  4. 中国の三峡ダム決壊・洪水

1.コロナウイルス

アメリカ

世界一の経済大国のアメリカ様ですが、感染者数も世界一です。昨日のデータですが1日の感染者数は7万人を超えてまして、今もなお増え続けています。州別で見るとカリフォルニア州、フロリダ州、テキサス州で1万人近くの感染者が毎日出ております。経済活動の縮小やロックダウンを指示する州がまた出てくる可能性があります。そうなれば株価へ影響は少なからず出てくると思います。
アメリカの再ロックダウンがリスク1です。

日本

我々日本の感染者数は下記の通り第2波というべき事態となっておりまして、本日は東京で286人という過去最大の感染者数をたたき出しました。首都東京だけでもロックダウン状態となれば株価への影響は計り知れないと思います。恐らく政府は意地でもしないつもりですが、そうはいっていられない状態となってしまえば世論の圧力からせざるを得ない状態になるかもしれません。日本のロックダウンがリスク2です。

米中関係

アメリカのトランプ大統領は現在の世界のコロナウイルスの蔓延を中国の初動が遅れたせいだと主張しており、なんらかの経済的な報復を実施する可能性があります。現在は国内のコロナウイルスの感染の状態が深刻でありかつ、黒人差別のデモなど課題が山積みとなっておりますので対中政策は控えている印象ですが、コロナウイルスの影響を中国のせいにしてアメリカ国民の感情を揺さぶり、大統領選挙にて自分の支持を高めようとする可能性は否めないと思います。アメリカの対中政策がリスク3です。

トランプ大統領のマスク姿は惚れ惚れするくらいカッコいいですね(笑)

中国の三峡ダム決壊・大雨洪水問題

日本でも熊本で例年になく梅雨前線による大雨が深刻で多大な被害が出ておりますが、偏西風に乗って雲は流れてくることからも、お隣中国でも今年は観測史上の最大の大雨に見舞われており、世界最大級の長江の水量が過去最大となっております。長江の水量は日本の全ての川を集めた水量より多いそうです。(笑)長江はもともと歴史的に洪水を多発してきた過去があるため、近年中国が威信をかけて治水するために建造した三峡ダムがあります。この三峡ダムですがgoogleの衛星画像を見ると歪んでいるとか、コンクリが豆腐だとか噂があり崩壊リスクが過去にも提起されております。

現在、三峡ダムの貯水量は警戒水域の5m超えた状態となっており、流入量が流出量を上回る状態が続いております。更に三峡ダムの下流にある武漢は既に洪水に見舞わており、更に下流には上海もあります。万が一、三峡ダムが決壊するようなことがあれば中国経済に与える影響は計り知れないですし、当然株価へもかなりの影響があります。残念ながら下記の通り中国の長江の上流の大雨はまだ今週は続きそうなので、リスクとして理解しておく必要があります。中国の三峡ダム・洪水が第4のリスクです。

↓wiki抜粋

堤高 185.0 m
堤頂長 2309.47 m
堤体積 16,000,000 
流域面積 1,000,000 km²
湛水面積 108,400 ha
総貯水容量 39,300,000,000 m³
有効貯水容量 22,150,000,000 m³
利用目的 洪水調節発電水運
事業主体 長江三峡工程開発総公司
電気事業者 長江三峡工程開発総公司
発電所名
(認可出力)
三峡ダム発電所
(22,500,000kW

まとめ

  1. 米国のコロナウイルスによる経済活動縮小
  2. 日本のコロナウイルスによる経済活動縮小
  3. アメリカの対中政策
  4. 中国の三峡ダム決壊・洪水

上記の通りこれだけリスクがありますので、現在は静観しているのが一番いいと思っております。また8月はアノマリー的にも株価が下がりやすい展開になりますので、7月中に保有株式を安全に避難しておくのが正解かもしれません。投資は自己責任で!

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