高配当株の減配時の恐怖(イオンファイナンシャルサービスの分析)

イオンファイナンシャルサービスの減配

イオンフィナンシャルサービスが昨日の大引け後(15:30)に決算を発表しました。21年2月期第1四半期(3-5月)の連結経常損益は7.2億円の赤字となったそうです。併せて、非開示だった通期の業績予想は連結経常利益が150億円となる見通しを示しました。同時に、従来未定としていた今期の上期配当を11円(前年同期は29円)実施するとし、従来未定としていた下期配当も12円実施する方針としました。年間配当は前期比45円減の23円に減配となりました。この影響を受けて本日株価は前日比-15.25%の956円となりました。高配当企業は減配すると、株価の下落と配当の下落のダブルパンチを食らうので相当痛いですね。減配しそうなら早めに撤退するのが良いかもしれないですね。

業績分析

業績を見ますと基本的に国内についてはそこまで前年同期比と遜色はないですが、国際の営業収益が軒並み悪化していることが分かります。イオンファイナンシャルサービスは国内が利益の大半を占めていると思いましたが、意外と海外の影響があるとは思っておりませんでした。コロナウイルスはまだまだ長い戦いとなりそうなので、利益の改善はまだ暫くかかると思います。

本日の日経平均株価

日経平均株価:22,529円(+90円)
TOPIX:1,557(+0.01)
マザーズ指数:998.70(-10.05)

本日の日経平均株価は昨日の終わり値とあまり変わらない位置で寄った後、昼に大幅GUして、ひけにかけて売られるというような展開でした。動きのない展開がずっと続いております。材料待ちという状態ですね。

注目銘柄

スペースマーケット:938円(+17円)狙い目株価700円、650円、600円
楽天:1004円(+12円)
SBI:2248円(-42円)狙い目株価2000円
オリックス:1300円(-7円)狙い目株価1200円
三菱UFJリース:493円(-2円)狙い目株価450円
三菱商事:2266円(-10.5円)狙い目株価2200円
プレサンスコーポレーション:1203円(+8円)狙い目株価1000円

 


 

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